■桑原望から皆様へ
今、私たちは歴史の転換点に立っております。これまでの20世紀は、中央集権型システムによって飛躍的な経済発展をとげ、所得の増加や都市基盤の整備など「モノの豊かさ」は飛躍的にすすみました。
しかし、その一方で、政治不信、財政の赤字、環境破壊、教育の荒廃、治安の悪化など様々な問題が露呈し、子どもたちに希望はなく、大人は老後の不安に怯え、誰もが「真の豊かさ」を実感できない社会となっています。
これからの時代は、少子高齢化が進み、人口減少社会となり、財政収入も頭打ちとなるため、奪い合い富はありません。だからこそ、富を創造し、価値を転換し、仕組み変えることによって、「真の豊かさ」を実感できる時代にする必要があります。
行政に依存したまちに未来はありません。そもそも、このまちのオーナーは市民ですから、このまちの未来を創っていく喜びは、行政や議員の特権ではありません。私の使命は、このまちの未来を創るという喜びを行政から市民の手に奪いかえすことです。
私は、NPOやボランティアの経験を活かし、市民力と地域力を高め、市民と行政を繋ぎ、「Think globally act locally (発想は地球規模で、行動は地域密着で)」を合言葉に、地球的視点から地域で行動し、未来志向で市民満足度の高い長岡市の創造に貢献してまいります。
まちのオーナーは誰なのか?
それは当然、市民です。
だから今、必要なのは市民が育てていけるまちづくり。


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